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​研究の概要

〇このページの概略

 淡路島では西海岸を中心にパソナグループによる大規模施設が相次いでオープンし、メディア露出も増え、観光客数が増加しています。

しかし、メディアに紹介されるのは有名な施設やスポットに集中しています。

 近年、淡路島東海岸、国道28号線周辺にカフェなどの小規模施設が増えており、お店がたくさん存在するにもかかわらず、メディアにあまり取り上げられない現状があります。

 今回の研究で、国内外観光客の多様化するニーズに対応することやどういったお店があるのか充実した情報発信をするための解決策を模索したいと考えました。

​〇研究の背景

 

 私たちは、人口が多く観光地や娯楽施設がたくさんあり自然と人が集まり栄えている地域と、住民の高齢化、若者が働く場所や勉強できる環境を求めて地元を離れていって過疎化がみられる地域との差に目をつけ、地域活性化という方法に興味を持ちその活動に取り組みました。日本では現在、少子高齢化が問題となり若者が減っている中で地方ではお金を稼げず主要都市に働きに出る人が多くいます。こういった若者の地元離れやそもそもの地域の認知度の低さ、観光客の誘致の難しさが地方の活気の少なさや田舎と呼ばれる地域を作り出していると考えました。

 私たちの身近に該当する地域がないかを探し、関西圏の人たちからの認知度は高いが、「なにがあるか分からない」、「玉ねぎしかないイメージ」という反応が多くある兵庫県の淡路島に注目しました。 淡路島では、大規模施設がオープンし観光客の数が増えたが、メディアなどで紹介されるのは有名な施設やスポットに集中している現状があります。島内に新たにカフェなどの小規模店舗ができているが観光客に向けた情報発信が乏しいと感じました。私たちはそのような店舗の情報発信を通じ観光客数が増えることに地域活性化の芽があるのではないかと考えました。

​〇目的

 島内の東海岸側に位置し淡路島の主要道路として使われる国道28号線に焦点を当て、周辺のお店を紹介します。

 カフェ等小規模店舗を隠れた魅力と位置づけ、そのプロモーションを通して観光客に多様な選択肢を与えるとともに、地元に根差した小規模店舗に観光客を呼び込むことで地域活性化につなげたいと考えました。

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大阪市立大学で淡路島について研究した宮下凪さんとの打ち合わせの様子

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